こんにちは!
新米パパ、雑記ブロガーのスラックドロイド(@slackdroid)です。
スラックラインでライン上を歩く・かがむなどスタティックトリックが出来始めると、次に挑戦していくとするとバウンス系です。
腰以上の高さのラインでバッドバウンスなど練習し始めると落下時に衝撃を吸収するモノが必須です。
もしマットを用意せず練習し、受け身が取れず打ちどころが悪いと大怪我にもつながってします。
- スラックライン専用マットはあるのか?
- スラックライン専用マットがない場合、どうずればよいのか?
- クラッシュパッドとは何?
この記事では、このような悩みをお持ちの方に向けて書いた記事です。
私が購入したマットも含め紹介していきます。
目次
スラックライン専用マットは存在するのか?
周りのスラックラインナーの皆さんに話を聞く限り、バウンス系トリックの練習にはマットは必須であり、全員がマットを下に敷いて練習しています。なので、スラックライン向けのマットがあるんだろうなと意気揚々と調べたら、残念なことにほぼ全くない。。。
ほぼというのは、一部海外のメーカーでは取り扱いがあるみたいだけど、私が調べた限り日本では全く流通していないみたい。
じゃ、いったい何を使っているか?というとボルダリングをする方々向けのマットがあり、スラックラインではそれを代用するのが現在は主流のようです。
ちなみに、スラックライン用マットとしてギボン社が過去に販売していたみたいだけど、現在は取り扱いされていないようで
Gibbon Slacklines Crash Pad

Photo by Amazon.com
ギボン社で過去にスラックライン専用商品として販売されていました。米国のAmazon.comで商品データは残っているようです。但し、現在購入することはできません。
ボディメーカー(BODYMAKER) ジョイント式セイフティマット2
スラックラインに活用できると明言しているマットが「ボディメーカー(BODYMAKER) ジョイント式セイフティマット2」です。
スラックラインなどにピッタリの、クッション性が高いマット。
生地は格闘技用品と同じ素材で作られていて、耐久性が高く内部のクッション素材の型崩れを防ぎ、より安全性を高めています。
マットの厚さは12cmあり、クッション性は抜群。サイドには空気穴があり、衝撃による破裂を防ぎ、内部に圧縮された空気と衝撃を外へ排出します。
ジョイント部分はベロクロテープ式で脱着が容易にでき、片付けがスムーズに行えます。持ち手がついていて収納時の持ち運びが簡単です。
参照: BODYMAKER
「ボディメーカー(BODYMAKER) ジョイント式セイフティマット2」以外には、スラックラインで利用されることを考慮し製作・販売されているマットはありません。
クラッシュパッドを代わりに使いましょう!
では、「ボディメーカー(BODYMAKER) ジョイント式セイフティマット2」しか選択肢がないかというとそうではありません。
スラックラインのバウンス系トリックでマットが必要な大きな理由は、落下時の衝撃を和らげるためです。
落下時の衝撃を和らげるマットを活用しているスポーツを考えると、「ボルダリング」です!
ボルダリングでは、垂直に近い地形や人工物等を自らの手、足、体、もしくは登攀用道具を使用して登ること、つまりクライミングをします。
競技中に落下した際、ケガから守るためにボルダリングマット(クラッシュパッド)を登る場所に設置します。
敷くことにより、落下した際にも衝撃を吸収し、安全性を確保できます。
ボルダリング向けマットはクラッシュパッド(または、ボルダリングマット)を呼ばれます。
ボルダリングを楽しむ人は年々多く、クラッシュパッドの種類も充実しています。
スラックライン専用マットはありませんが、クラッシュパッドで代用できるとなれば選択肢は一気に広がります。
マット構造や持ち運びやすなど様々な視点で商品が作られているので紹介していきます。
クラッシュパッドの構造
分厚いクッションが一枚というシンプルな構造ではなく、構造によってマットの固さや弾力性が異なり、また、素材によって重量も変化します。
構造の違いは以下のとおりです。
1層構造 | 階層構造ではなく硬めのフォーム1層のみ。 |
2層構造 | 上部が柔らかめで、下部がやや固めのフォームで構成されている。 |
3層構造 | 上下部分ともにやや固めのフォームで、その中間に柔らかめのフォームで構成されている。 マットを地面においた際、石や木などがあっても衝撃を拡散できるように考えられている構図。衝撃を拡散する。 |
4層構造 | 3層構造の中間を1層ではなく2層でより衝撃を吸収する構成で作られている。 ボルダリング施設の床に敷き詰められているマットで採用されていることが多い構造。 |
バウンス系トリックを練習し始めると、最初は体のバランスがうまく取れず、背中や頭のほうか落ち、手をうまくつけないことがあります。
受け身がうまく取れないケースも考慮すると、クッション力が強いほうが安心です。
クラッシュパッドの折りたたみの種類
ボルダリング施設ではクライミングを行うスペース一面にマットが敷き詰められていますが、クラッシュパッドは主に外で利用することも想定され、持ち運びを考慮した商品が多いです。折りたたみの種類は大きく4つに別れます
ヒンジタイプ(板状型)
折りたたみ時に無駄なスペースができず、板状になります。
- メリット:コンパクトになり、収納等には良い。
- デメリット:パッドフォームを連結している部分は衝撃吸収性が良くない。また、スペースがないため荷物をはさめず、両手が荷物で運ぶ必要がある
タコスタイプ(2つ折り型)
タコスのように折りたたんだ際にスペースができるタイプ。スペースに荷物を詰め込むことができます。
- メリット:マットに折り目がないので、どこに落ちても衝撃吸収力が変わらない。また、折りたたみ(ロール)時にスペースができるので、荷物等をつめることができます。移動時に両手をあけやすくなる。
- デメリット:折り目がないため屈曲部分のフォームが圧迫され、へたりやすい。ヒンジのように蝶つがいにならず、収納時にかさばる。
ブリトータイプ(巻き収納型)
巻いた状態で収納するタイプ。イメージとしてヨガマットのようにくるくると巻いた状態。
大型のボルダリングマットでは、主にこのタイプを採用している。
- メリット:継ぎ目がないため安全性が高い。
- デメリット:片付ける(たたむ)のに時間がかかる。
サブマット(小型・薄型)
1階層のマットが多く、小さく、薄めのタイプ。メインマットとして利用するのではなく、サブマットとしての活用することが多い。
- メリット:小さく、コンパクトで持ち運びには便利。
- デメリット:サブマットのみでは、安全性は低い。価格も高くないものが多い。
クラッシュパッドを生産・販売しているメーカー
海外メーカーを含め多くの企業がクラッシュパッドを生産・販売しています。
一つ一つを比較ができるお店はなく、試すことは難しいですが、ボルダリング施設やアウトドアショップで一部店頭販売されています。
私が購入したマット「マウンテンダックス(mountain dax) 」
多くの製造メーカーがある中、私がスラックライン用に買ったマットはこちらの「マウンテンダックス(mountain dax)」です!
マウンテンダックスとは?
mountain dax(マウンテンダックス)は、1977年設立のバックパックやアイゼンなどのアイテムを中心とした日本の登山用品ブランド。
日本人の体型と日本特有の厳しい自然環境に適したモノづくりをコンセプトとして商品開発を行っているブランドです。
しかし、残念ながら2015年7月倒産。
現在、帆布バッグ・登山用品のオクトス(OXTOS)にmountain dax(マウンテンダックス)ブランドは引き継がれています。
引き継がれた後も、倒産前と変わらず高機能・高品質の商品が提供されています。
マウンテンダックスを選んだ3つの理由
モンベルやマムートなど馴染みのあるメーカーではなく、mountain dax(マウンテンダックス)を私が選んだ理由は
- 持ち運びがしやすい!
- 低価格でサイズが大きい!
- スラックライナー内で大人気!
です。
車を保有していない私は、スラックラインができる場所まで歩いていくため、どうしても運びやすいものを選ぶ必要があります。
マウンテンダックスはこのように背負え両手があくので徒歩での移動にも困らないです!
次にサイズです。
サイズは、他のクラッシュパッドと比較的に大きく、サイズに対して価格も押さえられています。
スラックラインでトリック系の練習をするとライン上でバウンスをするため、ラインに弾かれることがあります。
弾かれたときに小さすぎるマットではカバーできない可能性が高くなります。なるべく大きいものを選ぶべきかと。
最後に、マットを買ってスラックラインを買っている人に「何のマットを使っていますか?」と聞く、ほぼ100%で「マウンテンダックス」と言います!
なぜかはわかりませんが、持ち運びやすや大きさから多くのスラックライナーに絶大な人気を誇っています。
クラッシュパッドは安い買い物ではないので、同じ競技をしている人たちの中で人気の商品を購入しておくのが外れながないので、私も「マウンテンダックス」を選びました。
まとめ
今回の記事のおさらいです。
- スラックライン専用マットは現在ない
- スラックライン向けを明言しているマット「ボディメーカー(BODYMAKER) ジョイント式セイフティマット2」
- スラックラインではクラッシュパッドを代用
- スラックライナー内で絶大な人気のマットは「マウンテンダックス」
スラックライナーに人気のマット「マウンテンダックス」はこちら
私も購入したスラックライナー内で絶大な人気のマットは「マウンテンダックス」はこちらで購入できます。
おわりに
スラックライン用マットを調べ始めましたが、今はスラックライン専用マットは存在したいため、ボルダリング向けのマットの紹介となりました。
ボルダリングマットの種類は幅広く、いろいろとありますね。
バットバウンスなどのバウンス系トリックを練習するには、ケガから守るためにも必須ですのでマットを準備し練習に励みましょう!