こんにちは!
現在、育休中の新米パパ、雑記ブロガーのスラックドロイド(@slackdroid)です。
冬らしい季節になってきましたね。寒い日々が続いていますが、家の中にいると暖房が聞いているのでいまいち季節感がわからないことはないでしょうか。
そんなことはさておき、昨年末に第一子の娘が生まれ、娘のためモノを買い漁っています。すでに親バカですね。笑
そろそろ、男の子、女の子関係なく、生後100日お食い初めなどありますが、女の子であれば女の子の初節句のため、ひな人形(節句人形)を準備する時期ですね。
私が幼いころ、実感の客間に姉用のひな人形で七段飾りが飾られていたのを覚えています。こんな感じのやつですね。

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日本の伝統文化で素晴らしいモノであるものの、
- 「マンション住まいだから5段・7段飾りの雛人形は置けないなー」
- 「5段飾りの雛人形を娘のために書いたけど、スペースの問題でどうしよう。」
- 「ディズニーなどキャラクターもの可愛らしくて良いけど、日本らしくデザインで探したい」
と思っていらっしゃる方も多いのかなと思います。私もまさにそのひとりです。
その中、色々と調べていると「小黒三郎」さんという方が制作される組み木ひな人形(節句人形)があることを知りました。
限られた住宅環境でも可愛らしいひな人形(節句人形)を飾ることを満たしてくれ、さらには娘がそのひな人形で遊べるように組み木になっていて、とても素敵です!
マンションやアパート住まい、且つ、コンパクト且つ日本らしいデザインの雛人形を探している方に向けた記事です。
目次
小黒三郎(おぐろ さぶろう)さんとは?
小黒三郎さんが運営されている組み木工房「遊プラン」のサイトから一部抜粋しました。
- 1936年 東京に生まれる。
- 1960年 多摩美術大学絵画(油絵)科卒業。
- 1969年 神奈川県の盲学校、養護学校に勤め、教具づくりを始める。
- 1983年 木のおもちゃメーカー「遊プラン」設立。
- 1995年 熊本県阿蘇郡小国町に、小黒三郎組み木館「ZOOTOPIA」オープン。
- 1999年 「組み木創作の会」を有志と共に起し、「組み木フェスティバル」を通して組み木の普及に努める。
- 2002年 沖縄の県立工芸指導所の講師として、組み木作りを初めて沖縄へ持ち込む。
- 2012年 長野県中野市に「小黒三郎組み木館ズートピア信州」オープン。
参照:遊プラン
幼い頃から絵が好きで、大学卒業してからは中学校の美術教師をしていて、その後、自ら盲学校に移り、そこで全盲の子どもたちとって「目は手なんだ」と強く気がされたそうです。
そこでの子どもたちとの経験が小黒三郎さんが組み木の世界に入り込み、今に至るそうです。
組み木雛人形とは?
組み木に対して皆さんはイメージをどのようにお持ちでしょうか。
組み木とは聞き慣れないため積み木に置き換えると、ブロックなど四角箱の中に、三角や四角などのブロックが収まっていてそれらを積み上げたりしながら遊ぶイメージが多いかと思います。
積み木のイメージはこんなのでしょうか。

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積み木は、英語で「Building blocks」というようにブロックという言葉を聞く、やはり正方形や長方形などのイメージを持つのが当たり前かもしれません。
しかし、小黒三郎さんの組み木は、ブロックではなくその形が動物などなんです!
さらに、その動物たちがブロックのように組み合わせたり、重ねあせて収納ができるのです。
こんな感じや、

Photo on 遊プラン
こんな感じも。

Photo on 遊プラン
めちゃくちゃかわいくないですか!?
ブロック型の積み木も遊ぶ幅が自由で発想力も高めてくれると思うのでもちろん使いますが、ブロックではない組み木という発想もとても面白いし子どもにとっても新鮮で楽しいだろうと思います。
しかも、この発想をもとに7段雛人形を製作されてます。それがこちらです。

Photo on 遊プラン
「やばい、これ、ほしい。娘の雛人形したい!」
言うまでも、即座に思いました。笑
組み木雛人形の素晴らしい3つのポイント
小黒三郎さんの組み木、特に雛人形をみて、従来の雛人形と比較して良いなと思った点は3つあります。
1:実際に使って遊べる!
「子どもが飾って片付けることが遊びになる雛人形」というフレーズがまさに組み木雛人形の最大の良さだと思います。
子どものころを思い出すと、姉用に飾られている雛人形を触ろうものなら祖父・祖母によく怒られました。笑
7段雛祭りであんなにいろんなものが飾られていたら、子どもとしては触りたく触りたくたまらないですよね。
実際、私も結構こっそりと触ってました。かわいいとかではなく、飾られていたお盆など使って遊びたい!という衝動に駆られたのをよく覚えています。
祖父母や親からしたら、ものすごく高い雛人形に傷や汚れがついたらとヒヤヒヤでしたでしょうね。
私も今なら雛人形がどれだけ高級なものであるかわかるので、確かにヒヤヒヤする気持ちに痛いほどわかります。。。
けれど、子どもに「気にせず遊んでほしい!」「遊べる環境をつくってあげたい!」って思うのが親心ですよね。
その親心を満たしてくれるのが、まさに「組み木雛人形」の良さだと思いました。
2:狭いスペースで展示可能!
雛人形の一つの課題である展示スペースの確保です。従来の雛人形の場合、大きさによりますが1〜2畳分のスペースが必要です。
小黒三郎さんの雛人形シリーズで一番大きい商品「楕円雛七段飾り」のサイズをみても「横46cmx高さ44cmx奥行49cm」です!
50cm四方で収まっちゃいます!

Photo on Momo-san with her family’s blog
これ、すごいですね!
アパート暮らしの私としてはとても助かります。
本棚など棚の上や棚の一部を空けるだけど飾れちゃいます。
いやー、本当に小さい。
3:管理も簡単でコンパクト収納!
年に一度しか飾らないにもかかわらず、収納はかさばり、保管しておく大きなスペースが必要です。
しかも、従来の雛人形の場合、虫がきてお殿様・お姫様を食べられてしまわないように防虫剤対策をする必要があります。
また、湿気にも注意が必要です。
一方、小黒三郎さんの円びなシリーズでは、組み木の特性を活かし2〜3の丸箱に収納し重ねて保管が可能です!
さらに、子どもがさわることが前提の組み木なので、耐久性などを考えた加工がされているので虫除け対策もまったくと言っていいほどやる必要はありません。
これは素晴らしい!
小黒三郎さんの組み木雛人形はどこで買えるのか?
「買うしかない!」「娘の雛人形はこれしかないな!」と妻とも合意も取れ、どこで買えるかを調べてみました。
購入できる場所は以下です。
- 遊プラン公式オンラインショップ
- 小黒三郎組み木 取扱店(取扱店が独自オンラインショップや楽天に店舗を持っている場合、それも対象)
残念ながら人気すぎて予約は停止中。
購入できる場所は限られているわけではないのでさっそく購入しようとインターネット上で探し始めたところ、
なんと、、、、
どこもかしこも売り切れやーん!!
しかも、まったくどの店舗も予約すら受け付けていない状態です。
もし予約を受けれてくれたとしても、
「いつ手に入るかわかりません」
「2年待ちぐらいになると思います。」
そ、そ、そんな、、娘の節句人形としてせっかく良い雛人形を見つけたと思った矢先で心が折れかけました。。。
しかし、ここで諦めらたダメだと親バカ丸出しで、どうにかして手に入れることが考えました
私が予約なしで手に入れた方法
先に答えがわかってしまいますが、ネット上では完全に品切れ中にかかわらず、小黒三郎さんの「円びな(小)」を手に入れることができたのです!
それがこちらです!
3段や5段飾りではありませんが、お殿様・お姫様のみで簡易的版で「円びな(小)」という商品です。
関連記事>>>小黒三郎さんの組み木ひな人形「円びな(小)(2018)」を開封!ここが良かった3つのポイント
小さいですがこれでも十分かわいいです!
実際に手にとっても、ひとつひとつがパーツになっていてうまく組み合わせる枠にしっかり収まるのです。
大人からすると収納は簡単ですが、幼い子どもにとってはどのように組み合わせると入るのかを考えなければ収納できないと思うぐらいです。
それでは、私がどうやって手に入れたかというと、、、それは、とても単純でシンプルです。
取扱店店舗に在庫がないかを電話で確認した!
ただそれだけです。笑
実際のところ、ほとんどの店舗が品切れ且つ予約も不可でした。
現在住んでいる場所でまず探したのですが、案の定、すべての店舗で「在庫なし・予約不可」なし。
祖父母も孫のためならという思いを汲み、祖父母にも相談したところ私の実家がある地元にある老舗の人形店に母親が連絡しすると、偶然この商品がひとつだけあったのです!
在庫があった時点で、もちろん即座に購入。配送もしていただき、今も手元にあります!
公式サイト、各店舗のサイトなどネット上のどこを見ても品切れ・予約不可なのに、取扱店に電話をしてみようかと思ったかというと、取扱店の一つである「Momo Online shop」さんのブログでのこの記事をみたからです。
それがこれです。

Photo on Momo NEWS-
「他のお店で見つけたら買ってください」という言葉にピンときました。
あくまで私の推測ですが、各取扱店では予約を受けた商品のみを遊プランから仕入れているのではなく、予約に関係なく通常の仕入れとして入るもの一部あるのではないかと思ったのです。
ゆえに、祖母が地元の老舗人形玩具店の数店舗に問い合わせてみたところ、運良く在庫が一つだけありますと。
正直なところ、同じように店舗に連絡していただいて今から手に入からは私もわかりませんが、本当に運が良かったとしか言えません。
おわりに
「娘のための雛人形は何を買おうかな」「雛人形を置くスペースがないからどうしよう」と思っている方に少しでも知ってもらえたら嬉しいです。
雛人形はほぼ完売状態ですが、小黒三郎さんは雛人形以外の製作されています。私が子どものころによく遊んだ「のぼり人形」もあるので、娘がもう少し大きくなったらこちらも購入してみたいと思います!
最後に、どうしても雛人形が欲しい方は可能性は低いかもしれませんが、ぜひ一度お近くの、または、地元の人形玩具店などにお問い合わせをしてみることをおすすめします!